過敏性腸症候群の要因には心因的な問題=ストレスの関わりは広く知られています。ストレスを受けやすいタイプの方で、腸と連動しやすいと過敏性腸症候群になるようです。また、食事や飲み物でも刺激となって症状を引き起こすきっかけになります。
しかし、ストレスは誰にでもあります。決して腸を刺激しなくてもいいのですが、刺激してしまう方は「誤作動」していると言えます。
当オフィスではストレスによって誤作動している機能を治療します。ストレスが例えあっても誤作動しなければ症状は現れません。
63歳 男性 会社社長
【症状】
30代で腹痛で入院し過敏性腸症候群と診断され、数年後クローン病と診断されました。
【問診】
下痢症状がひどく、得意先や営業に行く前はトイレを探すのは当たり前になっています。そして、朝5時ごろになると必ずといっていいほどS字結腸部分が痛くなります。
【つちこカイロ】
男性のストレスとなっている要素を検査しますと、営業先や会議でトイレに行けなくなってしまうという強迫性の心配がありました。また、自分は病気で自身の治る力を信じられないでいました。このようなストレスを感じている要素を認識して受け入れる治療を行っていきました。
【結果】
トータル20回の治療を行い、過敏性腸症候群の症状はほぼ完治しました。最初のうちは週に2回の治療を1ヶ月続け、徐々にはなしていき月2回のペースにして継続治療を行いました。現在、トイレを探すことはなくなり、朝の腹痛はほんの少しだけに治まりました。